グランドメゾン熱田の杜
2009年 06月 20日
北側の奥側(ガーデンフォレストC棟:10階建て)の建物は屋上まで完成。南側の奥側の建物(エアーズフォレストA棟:13階建て)は、最上階の壁を作る準備といった所です。
ところで、本物件のホームページに2重枠というユニバーサルデザインのひとつが紹介されています。これは、廊下側に開くドア(主にトイレ)は特に工夫せずに作ると、取っ手が廊下側にはみ出すので、2重枠を使ってドア全体を奥にずらしました。といことです。ホームページによると、特許出願中〈特開2003-138845〉となっているので、出願後どうなったかを調べて見ると、去年の11月に不成立になっています。特許庁が言うには、「出願前に発行されている刊行物や、周知の技術によって、同業者は容易に発明することがでるので、進歩性がないから特許としては認めない」ということです。積水ハウス側は、2重枠の形状に特許性があり、施工手間が低減されたり、取付精度が確保できたり、丈夫に出来るなどの点で、特許を成立させようとしたみたいですが、結果は不成立となりました。この、2重枠は積水のグランドメゾン以外にはあまり使われていませんが、見栄えを重視する店舗の内装などは2重枠にするそうです。我が家も2重枠にしてもらいました(有償の設計変更)。
グランドメゾンは、リビングのドアに付けるドアクローザーを、くの字型のアームなどが無いコンシールドタイプにしていますので、ドアがすっきりしています。しかも、グランドメゾン専用品をメーカーに作ってもらうなど、さすがハウスメーカーといった感じです。